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home, sweet home

2013年, 5チャンネルビデオインスタレーション, 4分16秒

自分の幼少期のホームビデオを素材として利用し、編集を行った。ビデオから過去を切り取ってみると、そこには記録としての事実はあるが、記憶としての真実はあるのか。自分の写っている映像が、まるで他人の過去をのぞき見ているような疎外感を感じる。断片的な記憶と実際の記録のギャップについて考え、記録されていない負の面を補完するように分解された絵が羅列する。あまりはっきりと見えない映像、あまりよく聞こえない音は、私の記憶の不一致が表出したものかもしれない。

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